講師はイギリスよりDr Kieren Bong、
イギリスの先生の話を聞くのは初めてで興味津々でうかがいました。
(Bong先生はアジア系の顔貌で最初みたときから親近感をおぼえたのですが、
ずーっと誰かににてるなーっと思っていたら世界のナベアツさんに雰囲気そっくりでした^^)
レクチャーは顔面の3Dな解剖の非常にクリアカットなプレゼンテーションの後、
その解剖学的考察にもとづいて彼オリジナルの注入メソッド↘︎
① 2-Point Eye Lift )
→2カ所の刺入点からカニューラでTearThroughとOrbital rim(彼はfloorといってましたが解剖学的にはrimを意図していると思われる)の輪郭を修復する注入
② 3D Ultimate Lift)
→数カ所の刺入点からカニューラで頬部ー法令線ーマリオネットラインーあごにかけてのmidface-lower faceの輪郭を形成する注入方法
をわかりやすく解説され、
コンセプトとテクニックをどのように伝えていくかという点でもとても参考になりました。
ここ半年ほどでAMWC(世界アンチエイジング学会:モナコ)や
Allergan Academy(東京)などの機会に
本日のDr Kieren Bongも含め、
Dr Arthur Swift
Dr Woffles Wu
Dr Steven Liew
Dr Mauricio De Maio,etcの
世界的な指導医といわれるDr達のレクチャーに接する機会に恵まれましたが
それぞれ独自のコンセプト(治療の考え方/理論)やテクニックがあり、
それらにはすべてのDrに共通する部分もあれば異なる部分もあり
どのDrの話を聞いていてもとてもおもしろいです。
以前「料理の鉄人」というTV showがありましたが、
同じ素材を使っても100人料理人がいれば100通りの仕上がり/スタイルがあります。
最近海外のDrと接する機会がふえるにつれ、
またセミナー等でほかのDrにレクチャーする機会がふえるにつれ
自分自身のコンセプトやスタイルについてより深めていく必要性をひしひしと感じてきています。
というわけで、
美とArtを学びに今週末からウィーンへいってきます!
しばらく休診となりますがしばしお待ちください^^
(けっして観光ではありません^^;)
17 May 2015
at Tokyo Convention Hall
T.Nishimura