今回はヒアルロン酸とボトックスを併用した
眉間のシワのコンビネーション治療について解説していきます(‘-^*)/
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年齢とともにできてくるお顔シワの原因には
大きく以下の3つの原因があります↓
(以前のコラム記事もご参照ください)
1)表情筋の動きと筋肉の緊張
→眉間では皺眉筋(眉をよせる筋肉)の収縮によりいわゆる、縦ジワができます。
こんな感じ↓
10年単位のスパンでこの動きが繰り返されることにより、
おろしたてのシャツに折りジワがついていくように
もともとつるんとしていた眉間にもシワがついていきます。
特に普段から険しい表情をとるクセのある方や、
常に皺眉筋の緊張の高めな方はシワが早くから入りやすい傾向があります。
→このような好ましくないクセのある方はボトックスを使用することにより、
しわを寄せる筋肉の緊張をやわらげ表情を柔らかくし、
シワの形成を抑えることができます。
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特にまだ深いしわの刻まれていないエイジング早期(30代)の方では
ボトックスがファーストチョイスの治療となります。
2)皮膚の質の低下
年齢とともに皮膚のハリ(弾力性)が低下し、
また同時にdehydration(脱水:水分の低下)が進行することにより、
冷蔵庫に入れっぱなしになったオレンジのように皮膚にしわがよりやすくなります。
⇒
40代前後になると表情筋の影響にくわえて
この皮膚の質の変化がプラスされてくるため、
ボトックスに加えてヒアルロン酸による肌の脱水のケアを加えてあげると
ぐんとよい結果が得られます。
3)軟部組織の萎縮
さらに50-60代では脂肪などの軟部組織のボリュームが減少することにより、
しぼんだ風船やドライフルーツのようにボリューム(中身)の減少により
エンベロープ(皮膚)が相対的に余剰となってしまいます。
⇒
このような場合は皮膚のhydrationに加えて、
ヒアルロン酸により軟部組織のボリュームを回復してあげることが重要になります。
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ヒアルロン酸とボトックスのコンビネーションで眉間のシワを治療したケースです↓
↓
もともときれいな女性でしたが、
眉間に刻まれていたシワがきれいに伸びてさらに晴れやかな印象になっています。
このようにお肌の状態に応じて
ボトックスとヒアルロン酸を組み合わせることで
より良い結果を得ることができます。
→
引き続き、
次回さらに詳しく解説します!!
To be continued to
「ヒアルロン酸とボトックスによるコンビネーション治療-2」
”Clinic for your life”
北山通り松ヶ崎クリニック(現:四条烏丸松ヶ崎クリニック)
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@KARASUMA KYOTO HOTEL
25 Jun 2013