先月、3/24-25セブにて開催された
APMAC (Asia Pacific Medical Aesthetic Congress)に参加してきました
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APMACはボトックス®の製造販売元であるAllergan社がオーガナイズする学会で、
今回はアジア・オセアニアから約300名の各国のアラガン社ナショナルトレーナーおよび顧問医師が集まり、
Botox・ヒアルロン酸を使った美容医療につきディスカッションしそれぞれの考え・テクニックをアップデートする場となりました。
特にこの学会の特徴は、日本の通常の学会のように1人5-10分程度の発表が繰り返されるのではなく、
1セッション90分のワークショップが並列で6会場で行われ、
2-3名のFaculty(講師陣)が実際にその場でモニター患者さんをアセスメントし、ライブで注入まで行うという超実践的なものです。
主要な講師陣には
Dr De Maio(最近彼のBotoxのテキストの日本語版が出ました)
Dr Woffles Wu(マイクロボトックスで有名)
Dr Steven Liew(Drブログ参照)
Dr H. Raspaldo(French ConsensusをまとめたDr)
他、世界から著名なDr達が集まり、
彼らの実際の診療、すなわちどのように患者さんをアセスメントし、それをもとにどのように施術を行うか、
言い換えれば、
それぞれの美に対するコンセプトと実際のテクニックをライブで体験することができ、
いろんな意味で身になる体験でした。
さらに今回は古山先生↓
(横浜市立大学形成外科非常勤講師・自由が丘クリニック院長:大変お世話になりました)
(メイン会場でModeratorをされているところ)
佐藤先生:今回は「Lower 3rd Face」のWorkshop
(北里大学形成美容医療センター長;ISAPSイスタンブール (2009)、サンフランシスコ (2010)でも御世話になりました)
とともにFaculty Memberとして
「Mid 3rd Face」(中顔面)に関するワークショップの講師として指名を受け、
オーストラリアのDr Stevenとともにライブデモンストレーションを行ってきました。
APMAC2012 Faculty Scrub
海外のナショナルトレーナーのDr達を前に何を話せば彼らのプラスになるだろうか、、、
と前夜まで眠れぬ夜を過ごしましたが、
結局私のバックグラウンドの1つである
輪郭形成手術の際のコンセプトをもとに私なりの魅力的な顔に関する考えをプレゼンし、
それをベースにアセスメントを行い、
あとはDr Stevenに助けられセッションを終えることができました。
先日その証としてALLERGAN ASIA PACIFICより
Certificate(認定証)が届きました
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クリニック受付カウンター(現在は、処置室です)でご覧ください
最後になりましたが、長期の不在をお許しいただいた皆様と
学会期間中、心身共にサポート頂いたJAPANトレーナーチームの先生方、
そしてアラガンJAPANスタッフの皆様に心より御礼申し上げます。
北山通り松ヶ崎クリニック(現:四条烏丸松ヶ崎クリニック)
西村 雄
24-25 March 2012, at Raddison Blu Hotel, Cebu