今回も前回のコラム
「唇の老化と若返り(リップコンシャスリフト 1)」にひきつづき唇のアンチエイジングについて、
いつも私が大事にしていることをお話しします。
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前回も説明しましたように唇にも年齢とともに以下の解剖学的変化が生じてきます。
- 粘膜は脱水傾向(dehydration)となり
- 粘膜下の結合組織がしぼみ(萎縮)
- 口周りの筋肉も萎縮と拘縮を生じていきます。
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年齢とともにくちびる全体としては、
- ボリュームの減少に伴うしぼみ感
- 輪郭(立体感)のぼやけ感
、の2つの印象が生じてきます。
そのためくちびるのアンチエイジング治療に当たるときには、唇の加齢に伴う変化を解剖学的に修復するとともに、
1.「ボリューム」を適切に補い
2.「くちびるの立体感」を取り戻すようにします。
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この二つをバランスよくすることが、くちびるの自然な若返りにはとても大事です。
(このバランスがよくないとタラコ唇のような不自然な唇になってしまいます)
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個人的には(私のスタイルとしては)
「清楚でありながらもセンシュアルな感じ」が好みですので、
患者さんの好みと相談しながらですが、
「ボリューム感は少しひかえめにしつつ立体感を出す」ような仕上がりにすることが多いです。
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40代以降の方はもちろん20代・30代の方でも、
唇を少しケアしてあげるだけでぐっとお顔の印象が自然に魅力的になることも多いです。
どうぞお気軽にご相談ください。
*撮影にご協力いただきましたモデルさんに心より感謝申し上げます。
”God is in the details.”
四条烏丸松ヶ崎クリニック
西村 雄
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