9月29日―30日にかけ福岡で開催された
第34回日本美容外科学会に参加してきました。

学会1日目は眼瞼に関する教育講演からスタート、

講師は

眼科における眼形成外科の第一人者愛知医大眼科柿崎准教授と
形成外科における眼瞼下垂の第一人者信州大学松尾教授の
現在最高の顔ぶれ。

 
柿崎Drは詳細な研究に基づく眼瞼の解剖学的アプローチより、
松尾Drは神経生理学的研究に基づくアプローチより眼瞼下垂手術につきそれぞれの
考えをレクチャーされ、非常に密度の高い教育講演となりました。

 
そのあとはひきつづき眼瞼下垂手術をテーマとしたシンポジウム、
こちらでは各組織のDrより、術中の開瞼量の調整をはじめとしたそれぞれの治療戦略が示され、
様々なやり方や工夫がありこれも非常に参考になりました。

 
セッション終了後のフロアにて柿崎先生ともお話しさせて頂きましたが、
近年眼瞼下垂の神経生理・解剖学的バックグラウンドが急速に解明されてきていますが、
その実践においてはまだまだ完全にクリアなっていない部分も多く、
実際手術する症例ごとに解剖学的評価と下垂を生じている機序を検討し、
あらゆる可能性を考えつつ柔軟に手術を組み立てていくのがベストではないかと
ディスカッション致しました。
(抽象的な話で申し訳ありません)

 

 

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PMのセッション終了後は深夜まで翌日のプレゼンの仕上げを行いました。

 
北山通り松ヶ崎クリニック(現:四条烏丸松ヶ崎クリニック)

西村 雄