本日は先週金曜に左眼瞼下垂のオペをした患者さんの術後診察でした。
いつもは両目を同時に手術するため、術後にガーゼは当てずに帰っていただくのですが、
今回は左目だけだったのでwet cottonでdressingさせて頂きました。
そして、今日ガーゼをあけてみると予想していたよりもはるかに腫れが少なく、
やはりdressingして安静にしているのと、患者さんが術後にしっかりクーリングしてくださったのがよかったようです。
The operation was done through this surgical loupe
初めて創部をオープンにしましたが、開瞼も健側とほぼ同等かわずかに良いぐらいでちょうどよく、
術前には正面視で大きく拳上されていた眉毛も左右の高さが揃い、
「あ、ほんとに眉毛の高さが一緒ですね!」
そして、
「これでまだ腫れている状態なんですか?」というお言葉を頂きました。
「今が一番腫れている時期です。これから2~3週間かけてゆっくり引いていきます。腫れが引いてくると今は少しはっきり目に出ている二重の幅ももう少し狭くなって、もっと自然な感じになってきますよ。」
とお話ししました。
手術はどれだけ回数を重ねようとも、どんな簡単な手術でも
いつも結果がはっきりするまで気がかりです。
オペの時には自分の腕に最高の自信を持って手術に臨むと同時に、どれだけ経験を踏んでもありとあらゆる可能性を想定してある意味臆病なところもあります。
術後の経過が良くて患者さんの喜んだ顔をみるときクールな顔をしながら、
心の中で「ヨッシャー」とこぶしを握り締めています。
13 June, 2011 at the counter of CR
T.Nishimura
Elevator Hall of THE WESTIN MIYAKO KYOTO