ヒアルロン酸注入Hyaluronic asid
◆ヒアルロン酸とは?
ヒアルロン酸とは、皮膚の保水因子・関節の潤滑成分等として広く生体内に存在する成分で、優れた水分保持力*をもつジェル状の物質です。
ヒアルロン酸1gで6Lの水分を保持する能力があり、この性質をうまく使うことにより、皮膚・皮下組織のボリューム・保水力を回復し、シワ・輪郭の変化などのエイジングに伴う徴候のケアに大きな力を発揮します。
◆ヒアルロン酸はこのような症状に効果的です
- ✓しわのケア
- (法令線・口元・目元、、、etc)
- ✓組織のボリューム回復
- (やつれた頬・目元をふっくら若々しく)
- ✓輪 郭
- (アゴや額などの輪郭を整えます)
- ✓唇・涙袋などをより魅力的に
- ✓皮膚にうるおいを与えなめらかな肌へ
◆ヒアルロン酸治療の7つのメリット(特徴)
- 【1】
- 高い保水力で皮膚・皮下組織のボリュームを回復
- 【2】
- 自然でなめらかな仕上がり
- 【3】
- 最小限のダウンタイムで速やかな効果
- 【4】
- メスを使わない切らないエイジングケア
- 【5】
- 優れた安全性
- 【6】
- 加齢とともに刻々と変化する状態をいつでも最適にフォローアップ
- 【7】
- ボトックスやフォトRFとの組み合わせにより優れた相乗効果
◆ ヒアルロン酸治療のリスク
- 【1】内出血
- ヒアルロン酸は注入治療であるため、施術後内出血を生じる場合があります。通常女性であればメイクアップでカバーでき、1-2週間前後で吸収されていきます。
- 【2】腫れ・むくみ
- 施術後、1〜2週間前後一過性に腫れ・むくみを生じることがあります。
- 【3】アレルギー
- 極めてまれに(0.05%以下)局所の発赤・腫脹といったアレルギー症状が生じる可能性があります。
- 【4】感染
- 極めてまれに生じる場合があることが報告されています。
- 【5】皮膚壊死
- 極めてまれに局所の循環不全をきたし、皮膚壊死を生じるケースがあることが報告されています。原因としては過剰な注入による血流不全や血管内注入があり、一回の注入量を適正範囲内に抑えることや危険部位ではカニューレを使用することによりリスクを低減することができます。
◆ ヒアルロン酸治療に適さない方
- ・ヒアルロン酸製剤に対するアレルギーの既往のある方
- ・妊娠・授乳中の方
- ・膠原病などの免疫疾患のある方
- ・出血性素因のある方
- ・抗凝固作用のある薬剤、サプリメントを服用中の方
また、以下の場合も十分な注意が必要ですのでお知らせください。
◆ 治療の流れ
- 【1】カウンセリング
- 十分にお話をお聞きし、医師の目からみたアセスメントとともに、
あなたにとってベストな治療を提案します。
また、治療のメリット・リスクをご説明します。 - 【2】注入
- 座位でアセスメント・注入デザインの後、実際の注入に移ります。
(実際の施術時間は通常10-15分前後です)
施術中、鏡で確認して頂きながら仕上げていきます。 - 【3】施術直後
- 日常生活レベルでおおきな制限はありませんが、
数日は飲酒・激しい運動・サウナ等はお控え下さい。 - 【4】施術後2〜4週間後
- 再診のためご来院いただきます。再診後、必要に応じてタッチアップを行います。
◆ 当院で扱っているヒアルロン酸製剤
下記ラインナップを中心として注入部位・局所の状態に合わせて、それぞれベストな製剤を選択し注入しています。
- Juvedermシリーズ
(Allergan社)
- Restylaneシリーズ
(Q-Med社)
- Esthelisシリーズ
(Anteis社)