Lumenis社がフォトフェイシャル(IPL)治療を世に問うて以来、
パルスライトを使った光治療器は今やシミ・くすみに対する美肌治療のゴールドスタンダードとなりました。
当院でも多くの光治療器の中から導入機種の選定にあたり、
Natulight (LUMENIS社)
フォトブライト・アキュティップ(CUTERA社)
Ellipse Flex
フォトRF-eMax- (Syneron社)
をはじめとしたメジャーなプロダクトを最終候補としました。
私見となりますが、上記各社製品とも
それぞれ極めて優れた性能と特徴を持っておりその選定は
いい意味で非常に悩ましいものでした。
その中で最終選考の際にキーとなったのは、器械の性能の単純な優劣ではなく
“フォト系の治療をどのようなストラテジー(治療の考え方)あるいは位置づけで行うのか”
という全体的な治療のコンセプトでした。
当院ではシミ治療に関しては
光治療器とQスイッチルビーレーザー(QSR)のコンビネーション
こそが最もリアルで自信を持ってお勧めできる治療であると考えています。
Q Switch Ruby Lazer “The Ruby Z1”
皮膚の深層(真皮)に存在する病変にまで鋭いキレ味を発揮するQSRと組み合わせたとき、
私たちが光治療器に求めたのはシミだけにフォーカスした性能ではなく、
RFを組み合わせることにより肌全体ののしみ・くすみといった色調を改善するとともに、
はりや肌理といった肌の質感を向上させてくれる性能でした。
したがって当院では
“そばかす”等の広範に存在するしみの治療はもちろんですが、
肌のベースのトーン・質感を改善する治療として、
すなわち
“きれいな肌に整えていく基礎工事” としてフォトRFを行っています。
フォトRF複合機ーeMaxー
”Clinic for your smile”
北山通り松ヶ崎クリニック(現:四条烏丸松ヶ崎クリニック)